トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第2回放送 川原伸司特集

第2回放送 川原伸司特集

第2回放送 川原伸司特集

<2016年2月21日前編、28日後編放送>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

《午前0時の歌謡祭アーカイブ》
第2回放送 川原伸司特集
川原伸司特集-前篇(2016.2.21 OA)
この番組ではアーティストだけでなく、作家やディレクターなど、制作スタッフの方もゲストにお迎えし、歌謡曲の魅力を探ってまいります。今回はその第1弾として、音楽プロデューサーの川原伸司さんにご出演いただきました。川原さんはビクターやソニーなどのレコード会社で、杉 真理、The Good-Bye、松本伊代、中森明菜、J-FRIENDSなど、数多くのアーティストを担当。作曲家としても〈平井夏美〉のペンネームで、井上陽水との合作「少年時代」や、松田聖子の「瑠璃色の地球」などをヒットさせています。特集の前篇にあたる今回は、川原さんがディレクターやプロデューサーとして手がけられた楽曲にまつわるエピソードを伺いました。後編は、作曲家としての川原さんにスポットを当て、様々な楽曲を聴きながらお話を伺いました。


01_楽しい夜更し
01.「楽しい夜更し」大滝詠一(1975)
作詞・作曲・編曲:大瀧詠一
オープニングは大滝詠一さんが75年に発表した2ndアルバム『NIAGARA MOON』収録曲。♪午前0時は宵の口(楽しいよ~) という歌詞はまさにこの番組にぴったり! 今回は大滝さんと縁が深い川原伸司さんをゲストにお迎えしたので、この曲をセレクトしました。

《ゲスト:川原伸司特集(前篇)》

02_ハリウッド・カフェ
02.「ハリウッド・カフェ」竹内マリヤ(1978)
作詞:大貫妙子 作曲:竹内マリヤ 編曲:岡田 徹
78年4月にリリースされたオムニバスアルバム『ロフト・セッションズVol.1』に収録された竹内まりやの処女音源(デビューはこの7ヶ月後)。同アルバムは新宿ロフトに所縁のあるミュージシャンたちによるセッションを収録した作品で、土屋昌己、村上秀一、難波弘之、新田一郎など錚々たるメンバーが参加。川原さんはA&Rディレクターの立場で制作に関わりました。2016年1月には紙ジャケットで復刻されています。


03_イエロー・サブマリン音頭
03.「イエロー・サブマリン音頭」金沢明子(1982)
作詞・作曲:Lennon-McCartney 日本語詞:松本 隆 編曲:萩原哲晶
“音頭好き”で知られる大滝詠一が川原さんと共同でプロデュースした作品。ビートルズが66年に発表した「イエロー・サブマリン」を“民謡界の百恵ちゃん”と言われた金沢明子が日本語でカバーして、大きな反響を呼びました。大胆なアレンジを手がけたのは、大滝が敬愛するクレージーキャッツの楽曲を数多く作曲・編曲した萩原哲晶。伊藤銀次や杉真理、佐野元春など“NIAGARA TRIANGLE”のメンバーも参加しています。


04_冬のリヴィエラ
04.「冬のリヴィエラ」森 進一(1982)
作詞:松本 隆 作曲:大瀧詠一 編曲:前田憲男
日本を代表する演歌歌手がナイアガラサウンドを歌うということで、発売当時、大きな話題となった作品です。川原さんは当時、森 進一が所属するレコード会社のディレクターをしており、異色コラボ実現に尽力されました。本作はサントリーCMのイメージソングにも起用され、森にとって久々のTOP10ヒットになりました。


05_時に愛は
05.「時に愛は」松本伊代(1983)
作詞・作曲:尾崎亜美 編曲:鷺巣詩郎
川原さんがディレクターとして最初に担当したアイドルが松本伊代でした。82年組の先陣を切って「センチメンタル・ジャーニー」を大ヒットさせた彼女ですが、デビュー2年目になると他の同期アイドルが次々とブレイク。そこで企画されたのが、初の本格バラードとなる本作でした。松本自身が主演したドラマ『私は負けない!~ガンと闘う少女』(TBS系)の主題歌に起用され、オリコン8位のヒットを記録しています。


06_People Of The World
06.「People Of The World」J-FRIENDS(1999)
作詞・作曲・編曲:Michael Jackson 日本語詞:秋元 康
J-FRIENDSは阪神・淡路大震災へのチャリティ活動の一環として、97年から03年まで、期間限定で活動したジャニーズのスペシャルユニット(TOKIO、V6、KinKi Kidsが参加)。本作は99年にリリースされたミニアルバムのタイトルチューンで、マイケル・ジャクソンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。川原さんは日本側のプロデューサーとして制作にあたりました。


07_アメイジング・グレイス
07.「アメイジング・グレイス」ヘイリー duet with 本田美奈子.(2008)
作詞:John Newton 日本語詞:岩谷時子 作曲:不詳
2003年にドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)のテーマ曲に起用されてヒットしたニュージーランド出身の歌手・ヘイリーの代表作を、2005年に夭逝した本田美奈子.との仮想デュエットという形でリメイク。名曲に新たな命を吹き込みました。川原さんはヘイリーがJ-POPを歌ったアルバム『純~21歳の出会い』をプロデュース。同作はアルバムチャートでTOP10入りするヒットとなりました。

《2月のイントロクイズ解答》

11_TVの国からキラキラ
「TVの国からキラキラ」松本伊代

12_気まぐれONE WAY BOY
「気まぐれONE WAY BOY」THE GOOD-BYE

13_21世紀まで愛して
「21世紀まで愛して」水谷麻里

14_ギャラリー
「ギャラリー」荻野目洋子

15_片想い
「片想い」中森明菜


 

川原伸司特集-後篇(2016.2.28 OA)
音楽プロデューサーの川原伸司さんをゲストにお迎えして、ヒット曲誕生の背景や楽曲制作に対する想いなどを伺いました。川原さんはビクターやソニーなどのレコード会社で、杉 真理、The Good-Bye、松本伊代、中森明菜、J-FRIENDSなど、数多くのアーティストを担当。作曲家としても〈平井夏美〉のペンネームで、井上陽水との合作「少年時代」や、松田聖子の「瑠璃色の地球」などをヒットさせています。特集の後篇にあたる今回は、川原さんが作曲家として手がけられた楽曲を貴重なエピソードとともにお届けしました。

01_Romance
01.「Romance」松田聖子(1981)
作詞:松本 隆 作曲:平井夏美 編曲:船山基紀
オープニングは〈作曲家・平井夏美〉のデビュー曲。川原さんが初めてペンネームを使用した記念すべき作品です。プライベートでも親交のあった大瀧詠一からの要請で、わずか1日で作曲。同氏が作曲した、松田聖子の7thシングル「風立ちぬ」のカップリング曲(両A面扱い)としてリリースされました。資生堂エクボのCMソングとしてもお馴染みのポップチューンです。

02_雨の日のバースデー
02.「雨の日のバースデー」杉 真理&RED STRIPES(1978)
作詞:杉 真理 作曲:杉 真理、平井夏美 編曲:杉 真理&RED STRIPES、青木望
初めてレコード化された川原作品は、当時ディレクターとして担当していた杉 真理の2ndアルバム『SWINGY』に収録されたもの。但し、川原さんが当時所属していたレコード会社では、ディレクターが作曲してはいけない規則があったため〈平井夏美〉のクレジットは、後年、付けられたとか。ちなみに同アルバムではもう1曲、「僕のレディー」という作品も杉氏との合作で収録されています。

03_ウ!レ!シ!イ!
BGM. 「ウ!レ!シ!イ!」高橋美枝(1984)
作詞:伊藤アキラ 作曲:平井夏美 編曲:戸塚 修
川原さんが楽曲を提供されたアーティストを紹介するコーナーのバックで流れたのは、濱口がお気に入りのナンバー。83年に「ひとりぼっちは嫌い」でデビューした高橋美枝の4thシングル「Oh!多夢」のカップリング曲です。当時、彼女や松田聖子を担当していた、CBSソニーの若松宗雄ディレクターから「『Romance』みたいな曲を」という依頼があって書いたとのこと。

04_忘れて・・・
03.「忘れて・・・」中森明菜(1991)
作詞:中森明菜 作曲:羽佐間健二 編曲:小野沢篤
川原さんは80年代に松田聖子プロジェクトに参画したあと、90年代は中森明菜プロジェクトに携わりました。本作はオリコン最高3位のヒットとなったシングル『二人静―天河伝説殺人事件より』のカップリング曲で、作詞は中森自身。作曲者名の〈羽佐間健二〉は川原さんの別のペンネームで、ビートルズのヒット曲「エリナー・リグビー」内に登場する“Father McKenzie”の空耳に由来しています。

05_YOU惑ーMAY惑
04.「YOU惑-MAY惑」The Good-Bye(1984)
作詞:野村義男 作曲:曽我泰久(+川原伸司) 編曲:The Good-Bye
83年にジャニーズからデビューした彼らの4thシングル。味の素のマーガリン“マリーナ”のCMに起用され、オリコン最高10位のヒットとなりました。川原さんはデビュー時から86年までディレクターとして彼らを担当し、曲づくりの技法などを指導。本作もクレジット上はメンバーの単独名義となっていますが、実際は合作で制作されたといいます。

06_少年時代
05.「少年時代」井上陽水(1990)
作詞:井上陽水 作曲:井上陽水、平井夏美 編曲:井上陽水、平井夏美、星 勝
川原さんが井上陽水と出会ったのは89年。筑紫哲也の新番組『NEWS23』のジングルを作るため、井上のスタッフから大瀧詠一にコーラスアレンジの要請があったことがきっかけでした。大瀧氏のヘルプとして参加した川原さんは、ともに音楽的基盤がビートルズにあることで意気投合。井上とセッションを重ねる中で後世に残る名作が誕生しました。

07_もういいかい
06.「もういいかい」石川さゆり(2012)
作詞:吉岡 治 作曲:平井夏美 編曲:未知瑠
「真赤な太陽」(美空ひばり)、「真夜中のギター」(千賀かほる)、「命くれない」(瀬川瑛子)など、数々の名作を手がけた作詞家・吉岡 治(2010年没)の遺作に、川原さんがメロディを乗せて誕生した作品です。「天城越え」「波止場しぐれ」など、多くの吉岡作品を歌ってきた石川さゆりの歌唱は聴く者の心を和ませます。NHK『みんなのうた』でもお馴染みのナンバーです。

08_ムクロジの木
07.「ムクロジの木」ダイアモンド✡ユカイ(2014)
作詞:ダイアモンド✡ユカイ 作曲:平井夏美 編曲:小野沢篤
杉 真理のレコーディングの場で、ゲスト参加したダイアモンド✡ユカイと知り合った川原さんは、近年、カバーアルバム『Respect』シリーズなど一連のユカイ作品をプロデュース。本作はNHK『みんなのうた』でもオンエアされた楽曲で、ユカイ自身の体験をもとに、ムクロジの木の下で深められる親子の絆が歌われています。

09_瑠璃色の地球
08.「瑠璃色の地球」松田聖子(1986)
作詞:松本 隆 作曲:平井夏美 編曲:武部聡志
シングル化されていない作品ながら、今や松田聖子の代表曲の1つとなったスケールの大きなバラードナンバー。86年にリリースされたアルバム『SUPREME』をプロデュースした松本 隆から「アルバムのエンディングで、タイトルは『瑠璃色の地球』。これで曲を書いてくれる?」と発注された川原さんは、タイトルのイメージを膨らませて書き上げただそうです。

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