トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第7回放送 角川映画から生まれた名曲たち

第7回放送 角川映画から生まれた名曲たち

第7回放送 角川映画から生まれた名曲たち

<2016年7月17日放送>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

《第7回 角川映画から生まれた名曲たち》
7月は番組開始以来2度目となるオーガナイザー単独でお届けしました。テーマは「角川映画から生まれた名曲たち」。1976年公開の『犬神家の一族』以来、邦画の概念を変えるスケール感とメディアミックス戦略で時代をリードし続けた角川映画は、映画のみならず、テーマ曲や主題歌、挿入歌など、多くの楽曲をヒットさせてきました。番組では7月11日発売のカルチャー誌『昭和40年男』の角川映画特集(http://www.crete.co.jp/s40otoko/)ならびに、7月30日から開催される『角川映画祭』(http://cinemakadokawa.jp/kadokawaeigasai/)と連動して、今年40周年を迎える角川映画の関連楽曲の中から、オーガナイザーの心に残る作品を紹介しました。

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01_セーラー服と機関銃

01.「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子(1981)
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:星 勝
言わずと知れた薬師丸ひろ子のデビュー曲。相米慎二監督による同名映画の主題歌として、オリコン5週連続1位の大ヒットとなりました。もともと作曲者の来生たかおが歌う「夢の途中」が起用されるはずでしたが、周囲の勧めによって、急遽レコーディングされたといういわくつきの作品。本作の成功により、主演女優が主題歌を歌うという、角川映画の新しい潮流が生まれました。

02_愛のバラード

BGM.「愛のバラード」大野雄二プロジェクト(1976)
作曲・編曲:大野雄二
角川映画第1弾『犬神家の一族』のテーマ曲。巨匠・市川崑監督による華麗なる映像美を、テレビの劇伴出身の大野雄二が甘美なメロディで彩り、インストゥルメンタルながら、オリコン最高67位のヒットを記録しました。のちに山口洋子が詞を乗せて、金子由香利が歌うバージョンが発売されています。

03_欲望の街

02. 「欲望の街」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(1979)
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 編曲:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
東映の製作で、角川春樹がプロデューサーとして関わった『白昼の死角』の主題歌。高木彬光の原作は、戦後まもなく起きた実在の事件をモデルにしたピカレスクロマンで、主題歌もその世界観を再現したブルースロックとなっています。当時、山口百恵の作品でヒットを連発していた宇崎竜童は、本作を皮切りに4本の角川映画で音楽監督を担当。本作はオリコン20位まで上昇し、宇崎は映画音楽の分野でも成功を収めました。

04_蘇える金狼のテーマ

03.「蘇える金狼のテーマ」前野曜子(1979)
作詞:浅野裕子 作曲:Casey David Rankin 編曲:Toche
大藪春彦原作、松田優作主演で話題を呼んだハードボイルド作品『蘇える金狼』の主題歌。作曲は当時SHOGUNに在籍していたケーシー・ランキン、作詞は女優としても活躍していた浅野裕子(浅野ゆう子とは別人)が担当し、オリコン32位のヒットとなりました。ソウルフルなボーカルを聴かせる前野曜子は、ペドロ&カプリシャスの初代ボーカリストとして「別れの朝」(70年)などをヒットさせた実力派でしたが、88年に40歳の若さで他界しています。

05_化石の荒野

04.「化石の荒野」しばたはつみ(1982)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:萩田光雄
西村寿行原作の同名ハードボイルド映画の主題歌。都会の孤独をドラマチックに描写した阿久 悠ならではの詞と、萩田光雄によるエモーショナルなサウンドが見事に融合し、オリコン最高55位ながら、アダルト歌謡の傑作として、多くのリスナーの心をとらえました。歌うしばたはつみは「マイ・ラグジュアリー・ナイト」をヒットさせる一方、ジャズボーカリストとしても活躍しましたが、2010年に57歳の若さで帰らぬ人となりました。

06_守ってあげたい

BGM.「守ってあげたい」松任谷由実(1981)
作詞・作曲:松任谷由実 編曲:松任谷正隆
薬師丸ひろ子初の単独主演映画『ねらわれた学園』の主題歌。プロデューサーの角川春樹から「ひろ子をアイドルにしてください」と注文された大林宣彦監督は、CM界で2,000本以上を手がけてきた経験から、ヒットさせるにはCMソングが必要だと考え、ユーミンを起用したといいます。その狙いはずばり的中し、映画は81年度9位のヒットを記録。本作もオリコン最高2位(81年度10位)をマークし、ここから第2次ユーミンブームが始まりました。

07_時をかける少女

05.「時をかける少女」原田知世(1983)
作詞・作曲:松任谷由実 編曲:松任谷正隆
『ねらわれた学園』で薬師丸ひろ子をアイドルにした大林宣彦監督とユーミンが再びタッグを組んだのが、筒井康隆原作のSFファンタジー『時をかける少女』でした。前年公開の『転校生』に続いて、尾道を舞台にした映画は、83年度6位の配給収入を記録。同名主題歌の本作もオリコン2位(83年度11位)の大ヒットとなり、角川三人娘の三女・原田知世を一躍トップアイドルに押し上げました。

08_少年ケニヤ

06.「少年ケニヤ」渡辺典子(1984)
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄
角川三人娘の次女・渡辺典子のデビュー曲は、山川惣治原作の同名劇場アニメの主題歌。起伏のある難しいメロディを、渡辺はやや突き放したようなクールなボーカルで歌いこなし、オリコン最高9位のヒットに結びつけました。なお、宇崎・阿木夫妻は本作以降、4作続けてシングルA面を担当。渡辺典子のメインライターとして活躍しました。

09_ボビーにRock'n Roll

07.「ボビーにRock’n Roll」野村宏伸(1985)
作詞:松本 隆 作曲:南 佳孝 編曲:大村雅朗
角川映画が生んだ男性アイドル、野村宏伸は84年公開の『メイン・テーマ』で、薬師丸ひろ子の相手役としてデビューしました。本作は片岡義男原作の劇場アニメ『ボビーに首ったけ』の挿入歌で、85年2月にリリースされた野村の1stアルバム『Bobby’s Party』に収録されたナンバー。ルックス同様、甘くてナイーブな歌声と、キラキラしたシンセサウンドが絶妙にマッチしたポップチューンです。

10_蒲田行進曲

08.「蒲田行進曲」松坂慶子・風間杜夫・平田満(1982)
作詞:堀内敬三 作曲:Charles Rudolf Friml 編曲:甲斐正人
つかこうへいの戯曲を深作欣二監督が映画化した『蒲田行進曲』の主題歌。物語の舞台となる松竹蒲田撮影所の所歌を、主要キャスト3人が歌って、オリコン最高55位のリバイバルヒットを記録しました。ちなみに原曲はプラハの作曲家、ルドルフ・フリムルの『放浪者の歌』の旋律に、堀内敬三が日本語詞を乗せて、1929年に発表したもの。今回は83年に収録されたライブバージョンをお届けしました。

《イントロクイズ解答》
21_人間の証明のテーマ
「人間の証明のテーマ」ジョー山中
22_戦国自衛隊のテーマ
「戦国自衛隊のテーマ」松村とおる
23_スローなブギにしてくれ
「スローなブギにしてくれ」南佳孝
24_二代目はクリスチャンのテーマ
「二代目はクリスチャンのテーマ」BIRDS
25_戦士の休息
「戦士の休息」町田義人

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