トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第14回放送 特集:音楽プロデューサー 髙橋 隆の世界《後篇》

第14回放送 特集:音楽プロデューサー 髙橋 隆の世界《後篇》

第14回放送 特集:音楽プロデューサー 髙橋 隆の世界《後篇》

<2017.2.26 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

第14回 音楽プロデューサー 髙橋 隆の世界《後篇》

前週に続いて、音楽プロデューサーの髙橋隆さんにご出演いただき、ヒット曲誕生の背景や楽曲への想いなどを伺いました。72年にビクターに入社された髙橋さんは、フォーク、ロック、歌謡曲、アイドルなど、様々なジャンルのアーティストを担当。99年にはテイチクに移籍され、島津亜矢や秋川雅史らの作品をプロデュースしています。後篇にあたる今回は、80年代以降に手がけられたアイドルポップスと、ご自身の思い入れが深い作品を貴重なエピソードとともにご紹介しました。


01_春ラ!ラ!ラ!01.「春ラ!ラ!ラ!」石野真子(1980)
作詞:伊藤アキラ 作曲:森田公一 編曲:竜崎孝路
80年の元日に発売された8thシングル。ここから石野真子の担当ディレクターとなった髙橋さんは、CM界の鬼才・伊藤アキラに「新春にふさわしい楽しい詞を」と発注したといいます。78年のデビュー以来、高い人気を誇りながら、なぜかTOP10ヒットに恵まれなかった彼女ですが、この曲で念願の『ザ・ベストテン』(TBS系)に初出演。オリコンでも最高16位の最大ヒットを記録しています。

02_バーニング・ラブBGM.「バーニング・ラブ」石野真子(1981)
作詞:松本礼児 作詞:幸 耕平 編曲:萩田光雄
70年代末を代表するアイドルとして数々のヒットを飛ばした石野真子は、結婚のため81年8月いっぱいで芸能界を引退。所属事務所の名称を思わせるタイトルの本作は、現役最後のシングルとなりました。作詞・作曲・編曲は、代表曲「ジュリーがライバル」(79年)と同じメンバーが担当。オリコンでは38位まで上昇しています。

03_ねえ・ねえ・ねえ03_私の16才02.「ねえ・ねえ・ねえ」森まどか(1979)~「私の16才」小泉今日子(1982)
作詞:たかはしのりこ(真樹のり子) 作曲:たきのえいじ 編曲:神保正明
番組初の試みとして、オリジナル曲「ねえ・ねえ・ねえ」とカバー曲「私の16才」をメドレーでお聴きいただきました。森まどかはポプコンの譜面歌手を経て、78年に13歳でデビューした実力派。2ndシングルとなる本作のみ髙橋さんがディレクターを務め、当時流行していたボニーMのサウンドを意識して制作されたそうです。一方の小泉今日子は『スター誕生!』(日本テレビ系)で81年にスカウトして以来、髙橋さんが担当。デビュー曲のイメージとして「ねえ・ねえ・ねえ」を挙げたところ、事務所の判断でそのままカバーすることになったといいます。

4_素敵なラブリーボーイBGM.「素敵なラブリーボーイ」小泉今日子(1982)
作詞:千家和也 作曲:穂口雄右 編曲:矢野立美
日本テレビ音楽祭で最優秀新人賞を獲得した2ndシングル。デビュー曲に続き、本作もカバー作品(オリジナルは林 寛子が75年に歌唱)でしたが、82年春にデビューした女性アイドルのなかで初めてTOP20入り(最高19位)を果たし、キョンキョン人気を決定づけました。髙橋さんは季節感を大事にしつつ、ファンがコンサートでノレるような楽曲づくりを心掛けていたといいます。

05_天使と悪魔〈ナンパされたい編〉03.「天使と悪魔(ナンパされたい編)」(1982)
作詞:Heart Box 作曲:Keith Brown 編曲:CHIKAWA TOWCHI
驚くことに髙橋さんは82年組アイドルを2人、同時並行で担当されていました。1人はキョンキョン、もう1人が伊藤さやかです。後年、ロック路線にシフトする彼女ですが、デビュー曲の本作ではテクノ調のサウンドに乗せてポップな歌声を聴かせてくれます。ちなみに作詞は篠原仁志、作曲は鈴木キサブロー、編曲はチト河内がそれぞれ変名で手がけています。オリコン最高36位。

06_センチ・メタル・ボーイ04.「センチ・メタル・ボーイ」キララとウララ(1984)
作詞:売野雅勇 作曲・編曲:井上大輔
ララ星から侵略のためにやってきた宇宙人2人組というコンセプトで売り出されたキララとウララのデビューシングル。髙橋さんは所属事務所(スターダスト)の社長や、フジテレビのプロデューサーらと打ち合わせを重ね、その結果、史上初のインカムで歌うアイドルが誕生しました。サビ部分で歌詞を入れず、モールス信号のみにしたのは無機的なイメージを狙ったとのお話でした。

07_六本木純情派05.「六本木純情派」荻野目洋子(1986)
作詞:売野雅勇 作曲:吉実明宏 編曲:新川 博
オリコン3位の大ヒットとなった荻野目洋子の10thシングル。もともとは翌年春にデビューが決まっていた酒井法子のアルバム用に髙橋さんがストックしていた作品でしたが、所属事務所の社長が気に入り、タイトルと詞を変えてリリースされたといいます。ちなみに元のタイトルは「悲しきハート」。髙橋さんはスポット的に荻野目洋子のディレクションを担当しており、シングルでは本作のほかに「ダンシング・ヒーロー」、「湘南ハートブレイク」、「ユア・マイ・ライフ」などを手がけています。

08_千の風になってBGM.「千の風になって」秋川雅史(2006)
日本語詞・作曲:新井 満 編曲:EDISON
米国発祥の詩「Do not stand at my grave and weep」を和訳し、自ら曲をつけた新井 満が2003年に発表した楽曲のカバー。2006年の紅白出場が話題となり、オリコン1位のミリオンセラーを記録しました。髙橋さんはプロデュースするにあたって、かつての立川清登のように淡々と歌うように指示したといいます。

09_ゴングが聞こえる06.「ゴングが聞こえる」守沢 鷹と卍コオロギ(1981)
作詞・作曲:守沢 鷹
九州出身の彼らは、ギター&ボーカル、エレキベース、シンセサイザーの3人組フォーク&ロックバンド。当時、ディレクターとして多忙を極めていた髙橋さんは、メッセージ色の強い本作に励まされながら仕事をしていたといいます。彼らは1枚のアルバムをリリースしたのみでしたが、近年はライブ活動を再開しています。

10_恋愛詩07.「恋愛詩」日吉ミミ(1984)
作詞・作曲:たきのえいじ 編曲:神保正明
38thシングル「天気雨」のカップリング曲。長期間、日吉ミミのディレクターを務めた髙橋さんが「B面に入れたことを今でも悔やんでいる。自分が手がけたB面で一番好きな曲」と語る作品です。ご自身がかなりこだわったというアレンジも聴きどころ。

11_大阪で生まれた男08.「大阪で生まれた男」間 寛平(1991)
作詞・作曲:PANTA 編曲:藤原いくろう
もともと関西を活動拠点とするローカルタレントだった間 寛平が東京進出する際に髙橋さんが手がけたナンバー。当時、関東ではあまり知られていなかったので、名刺代わりとなる作品を制作されたということです。作詞・作曲には頭脳警察のPANTAを起用し、大人の男の世界を構築しました。

12_想い出よありがとう09.「想い出よありがとう」島津亜矢(2011)
作詞:阿久 悠 作曲:都志見隆 編曲:矢野立美
2007年に他界した阿久 悠の遺作の中から、髙橋さんが10篇の詞をセレクトして曲をつけた作品を島津亜矢が歌ったアルバム『悠悠~阿久 悠さんに褒められたくて~』に収録されたナンバーです。2013年リリースのシングル「かあちゃん」のカップリングにも収録。阿久の辞世の句とも聴こえる内容が聴く者の胸を打ちます。

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