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川上大輔 デビュー2年目、溢れる情熱注ぎ込んだ新曲と2ndアルバム

歌謡曲リミテッド スペシャルインタビュー

川上大輔
デビュー2年目、
溢れる情熱注ぎ込んだ新曲と2ndアルバム

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インタビュー・文/大畑幸子 公開日:2014.03.18

魅惑のプラチナヴォイスと端正な容姿を武器に日本の歌謡曲の進化型“ビジュアル歌謡”の新星として今、熱い注目を集めている川上大輔。昨年のデビューからのこの1年を振り返って、「常に1対1の気持ちでお客様と真摯に向き合うことを心掛けながら、数多くのライブを経験していく中で、歌い手として多くのことを学び吸収し、成長させてもらえたことがすごく大きかった」と語る。そんな川上がデビュー2年目に突入し、さらなる意欲をもって発表したのが、愛する人への不器用な想いを歌った切なくも熱いフラメンコ歌謡の3rdシングル「言葉に出来ない男です」(2月19日発売)。この曲はテレビ東京系のドラマ「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」の主題歌に起用され、ドラマの人気と共に話題沸騰中の新曲だ。そして3月19日には、この最新シングルも収録された待望の2ndアルバム『パシオン ~言葉に出来ない男です~』をリリース。歌謡曲の魅力に満ちた今作は、川上の歌に対する誠実な想いと溢れんばかりの情熱を感じる1枚となっている。

--3rdシングル「言葉に出来ない男です」ですが、この曲は「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」のドラマのために書き下された楽曲ですよね。北大路欣也さん、泉谷しげるさん、志賀廣太郎さん扮する幼馴染の3人が私設自警団“三匹のおっさん”を結成し、町内の悪に立ち向かうストーリーが面白いと評判になっていますけど、その相乗効果で川上さんの主題歌も注目されているという現状は嬉しいですね。

川上:すごく嬉しいですね。ドラマの主題歌を歌うのは僕自身、初めてのことでしたし、何よりも番組側の制作の方が僕のデビュー曲「ベサメムーチョ」や2ndシングル「アモーレ・アモーレ」を聴いた上で川上大輔を気に入ってくださったことからオファーをいただいたということだったので本当に光栄でした。そういう経緯があったので主題歌もドラマのテイストを大事にしつつ、僕の世界観も大事にしてくださって1から作ろうというスタンスで始まったんですよね。でも、正直言うと当初、有川浩さんの原作を読んでいなかったので、「三匹のおっさん」がどういう内容のものか知らなかったんです。だから最初、タイトルを聞いた時に“えっ……三匹のおっさん?”って驚いたりして(笑)。

--確かにインパクトのあるタイトルですものね(笑)。で、実際にドラマを見た感想は?

川上:面白いですよねぇ。年代を問わず家族で楽しめるドラマだと思いました。わかりやすいストーリーで気持ちよく物語が進んでいくところなんて、もう見ていてスカっ!としますしね。昔はこんな大人のオジサンがいたのかもしれないけど、最近じゃあまり見かけないから視聴者の皆さんは、もしかすると心のどこかで人情味だったり、温かみだったり、そういうものを心のどこかで求めているのかなって。僕もそういう部分に共感しましたし、たくさんの方々がドラマを見られているというのも、そういうところからなのかもしれませんよね。

--インパクトといえば、川上さんの歌う主題歌となった新曲もそうですよね。まずタイトルを見た瞬間、“おっ!”と惹きつけられる。なんたって「言葉に出来ない男です」ですから。それはフラメンコ調のサウンドも歌詞もすべてなんですけど。

川上:僕も最初、タイトルを見て、歌詞を読んだときに“えっ!? ”って思ったんですよ。すごい歌詞だなと思って(笑)。タイトルがタイトルだけにちょっと間違ったらコミカルなものだと思ってしまうじゃないですか、曲を聴かなければ。だけど、曲を聴いて、実際に歌ってみて、“うまく調和されているなあ”って思ったんですよね。僕が歌うことによって僕の声と「言葉に出来ない男です」っていう強烈なフレーズがうまいこと調和されてバランス良く響いてくるなっていうのを歌ってみて実感しました。

--それは聴いていても感じます。サウンド、言葉、歌のバランスがいいなって。

川上:ええ。この曲の作詞・作曲・編曲をしてくださったのが、イワツボコーダイさんという作家の方で、僕と同じ年の方なんですよ。イワツボさんは“おばあちゃんが口ずさんでいた歌はどんな歌だったかな?と思い出しながら書きました”とおっしゃっていました。つまり歌謡曲という時代を経験していないイワツボさんが僕のために歌謡曲を書いてくださったという意味では、僕が歌謡曲というジャンルの中でやりたいこと、新しい風を吹かせたいと思っている部分を反映してくださったのかなって気はしましたね。

川上大輔
「言葉に出来ない男です」

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テレビ東京系「金曜8時のドラマ 三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」主題歌

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通常盤

<アルバム>
『パシオン ~言葉に出来ない男です~』】

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収録曲:
1. 言葉に出来ない男です
2. アモーレ・アモーレ
3. 夢一夜
4. 愛をひと雫
5. 好きと云ってよ
6. よせばいいのに
7. 片想いのロマンス
8. 旅愁
9. 黄昏のビギン
10. そっとGood bye

--今回のシングルでは男心を歌っていますね。

川上:そうなんですよ。今まで男歌は歌ってきていませんでしたから、自分的には今までと表情を変えて力強く男らしい表現で歌をトライしてみました。だから、自分でも少しは男らしさが出たかなと思っていたんですけど、ドラマを見た視聴者の方で僕のことを知らない方のほぼ100%が、女性歌手が歌っていると思ったみたいなんですよね(笑)。そんな反応を聴いて、やっぱり僕の声って女性に聴こえるんだなって。僕もまだまだだなあと……(笑)。早く世の中の人が自分の声を聴いて、“川上大輔だ!”ってわかっていただくよう頑張らなきゃいけないなと思いました。

--確か川上さんがドラマの表敬訪問をした際に、主演のひとりである泉谷さんに「女性が歌っていると思っていた」と言われたという話がありましたね。

川上:そうなんですよ(笑)。撮影現場に伺って主演の北大路欣也さん、泉谷しげるさん、志賀廣太郎さんにご挨拶をさせていただいたんですよね。そのときに泉谷さんがびっくりされていて。どうやら主題歌を歌っているのが男だと思っていなかったみたいで、「俺は納得がいかねぇー」っておっしゃっていました(笑)。

--歌詞の話に戻りますけど、言葉で伝えることが不得意だから、フラメンコを踊って愛を伝えるっていう、歌詞の主人公の行動はやっぱり凄いなと(笑)。

川上:あははは……(笑)。「僕自身、性格的なことをいうと、どちらかというと内に秘めるタイプなんですけど、たぶん今の世の中の男性ってそういうタイプの人が多いと思うんですよね。言葉でうまく伝えられない……口下手だったり。だから、今の時代の背景に合っているなって。僕自身がそうだから、この歌詞の主人公には共感できる部分が多いですね。ただ今の世の中の女性はこういう男性は好きじゃないのかなって思ったりしますけど(笑)。

--それはどうでしょうね。一概には言えないとは思いますが……(笑)。でも、この主人公にとってフラメンコが愛の表現なわけで、それが内に秘めた情熱を象徴しているようですね。

川上:イワツボさんから“フラメンコ”っていうキーワードが出たのは、僕が歌ってきた「ベサメムーチョ」や「アモーレ・アモーレ」といったラテン歌謡っていうところからイメージされたんだと思うんですよね。聴いてみると歌うのが難しそうなんですけど、僕はすごく歌いやすいんですよね。メロディーラインが自分の体にすごくマッチしているんですよ。

--ドラマが勧善懲悪のスタイルというのもあるんでしょうけど、イントロのトランペットはウエスタン調の雰囲気があって、昔の時代劇にもそういうニュアンスの劇伴もあったなあって気もしたんですけど、そういうところも遊び心があって楽しいですね。

川上:ええ。番組側の制作の方が、ドラマ自体が時代劇調の現代劇ということをおっしゃっていましたし、そういうニュアンスも入れつつ(笑)。僕が歌わせてもらっているのは歌謡曲ですけど、さっきも言いましたが、自分なりに新しいものを歌謡曲、エンターテインメントとして皆さんに届けていきたいというのがあるんですよね。もちろん、今までの歌謡曲の大事な部分、残さなくてはいけない部分を受け継ぎつつ。ですから、その辺がうまくリンクして融合できたのかなと思っています。

--C/W「雨に煙る街」は、フォークテイストの味わいがあって心に沁みてくる曲ですね。

川上:ありがとうございます。王道の青春歌謡って感じですよね。作詞の山上路夫さんにとても素晴らしい歌詞を書いていただきました。失恋の歌なんですけど、誰でもそういう別れって体験したことがあると思うんですよね。だけど、別れをネガティブにずっと悲しんでいるんじゃなくて、そこから一歩踏み出すために背中をそっと押してあげられるような歌なのかなと思って臨みました

--この曲も男性目線の歌ですよ

川上:はい。僕自身は男性女性ってことを意識しないで歌いました。主人公は男だとは思うんですけど、リスナーの方は男性女性問わず、歌の世界と自分を重ねて聴かれる方も多いと思うんですよね。例えば、詞の中にあるようなミュージカルに行ったなとか、お茶を飲んだなとか、お酒を飲んだなっていう想い出って男女関係なくそれぞれに経験していることでしょ?そういう意味でも誰もが一度は経験したことがある詞の内容だからこそ、聴く人それぞれに共感していただけるように歌おうと心掛けました。

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川上大輔

東京都出身。1984年11月12日生まれ。身長180cm。体重66kg。2013年2月6日に待望のデビューシングルを発売。日本歌謡の名曲「ベサメムーチョ」をカバー。その官能的なプラチナボイスと端正な容姿で、美しき日本歌謡の進化型「ビジュアル歌謡」の新星として大きな注目を集めている。

川上大輔公式ホームページ:
http://daisuke1112.jp/

ワーナーミュージック・ジャパン 川上大輔ページ:
http://wmg.jp/artist/kawakamidaisuke/

川上大輔公式YouTube Channel:
http://www.youtube.com/user/kawakamidaisukeTV

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